2020/03/20

【ローカル・ニューヨークの旅 #3 】珍しいミュージアムに行ってきた

前回よりだいぶ時間が経ってしまった。。。
昨年12月に訪れたニューヨークの旅紀行、最終回です。
前回力入れすぎな内容の気がしたので、今回はユルク、さっぱり書きます!

しかしコロナウィルス感染が世界中に広まり、ニューヨークも大打撃を受けていますね。
年々観光客向けのお店やミュージアム、ホテルが増えて来ただけあって
今回のニュースはかなりの大打撃だろう。

ニューヨークにいる友達のSNSを見ると、普段は人でいっぱいのはずの
SOHOやらBroadwayがすっからかんの様子があがっています。
人のいないニューヨーク。


さて、本題のミュージアムのお話。
METもMOMAなど有名どころの他、小さいギャラリーを入れると
ニューヨークには星の数ほどミュージアムがあります。

今回の旅で行ってみたオススメはこちらです。



  1. 映像作品をメインにしたミュージアム「Museum of Moving Image」


http://www.movingimage.us


平日昼間だったのでカフェは誰もいなかった


クイーンズにある映像メインのミュージアム。
元々映画会社のパラマウントピクチャーズのオフィスがあった場所だったそうで、
2011年にリニューアル。白を基調とした、ガラス張りのモダンな建物です。
館内にはカフェやショップも併設。ミュージアムの側には、
Netflix制作オフィスもありました。

ミュージアムでは、ちょうどセサミストリートや
The Muppets Show(マペッツ・ショー)の生みの親、
Jim Henson(ジム・ヘンソン)の企画展示が大々的に開催されていました。
(調べたら今でも開催中らしい)






番組に登場していた様々なパペットの展示、
パペットを扱い方や制作秘話など盛り沢山な内容。
作り手の情熱がこちらにも伝染してくるようだ。

実はマペッツ・ショーは、私が小学生の頃NHKで何度も再放送していたので、
懐かしさと、パペットの緻密な作り込みや番組の制作秘話に大興奮して、
ずいぶん長居して見学してしまった。

アメリカ文化では大人らしさやマッチョさを求める典型的な価値観があるので、
子供向けのキャラクターや番組を全力で作っていたジム・ヘンソンや
その仲間たちはかなり変わり者と見られていただろうな。。。

それでも結果、日本で生まれ育った私もよく知っている
作品を作り続け残した功績は本当に素晴らしい。




お気に入りキャラクター


かわい〜

顔疲れてるけど、浮かれてます


あまりに夢中になって、スマホで展示作品の写真や動画を撮りまくっていたら、
帰り際にスマホケースに入れていた、メトロカードとスポーツジムの
会員カードを落としたことに気づく。。。

結局落とし物として届けられていたんだけど、
警備員さんに「館内にメトロカードと、〇〇ジムカード
(アメリカ発のマッチョなイメージのスポーツジム)を落としたみたいで。。。」
と、コソコソと尋ねたら「〇〇ジムカード!?」と、若干驚かれたのがなぜ。


ロワーイーストサイド 奇跡的にオンボロのままのアパートが結構残ってる

接写


2. 移民の歴史を伝える博物館「Tenement Museum」
https://www.tenement.org


建物の写真はこれだけ、、、すっかり撮り忘れてました


マンハッタンのロウアーイーストにある博物館です。
「Tenement(テネメント)」とは「長屋」という意味だそうで、
この辺りの移民専用に建てられたアパートのことを指しているらしい。

知らなかったけど、ロワーイーストは、ニューヨークに移民に来た人たちが
一番最初に住む場所がだったそう。
なので、ここら辺のアパートは出来るだけたくさんの人を入居させるために
かなり窮屈な間取りで作られていたそうです。

ちょっと前までマンハッタンでは比較的安く住めるエリアだったのだけど、
そう言う事情があったのね。

多くの建物は改築されているみたいですが、
奇跡的にこの博物館があるアパートは古いまま残っていたそうで、
当時の移民たちの暮らしを伝える博物館したそうです。


博物館はツアー制で、事前予約必須。
ツアーは大体1時間くらいで、アパートの中の部屋をガイドと回ります。
それぞれの部屋は様々な移民の家族の部屋を再現していて、
ガイドががそれぞれの家族の話や、当時の移民たちの苦しい社会状況について
詳しく説明してくれます。

一番印象的だった話は、ナチスによるホロコーストを免れて
ニューヨークにやってきたユダヤ人家族の部屋。

収容所で一家は引き裂かれ、旦那さんは一人ニューヨークに来ることになり、
同じ経験をしたユダヤ人の女性と2度目の結婚をして新しい家族を作った。
見学者の中に、ご両親が同じ理由でアメリカに移民してきた人がいて、
アメリカ全土に似たような経験をした家族を持つ人は多いのだろう。


学校の校外学習で来た子供たち



セントラルヒーティングを模したしおり



好きなイラストレーターさんが描いた絵の本、発見


あと、ここのギフトショップも良かった!
移民に関する本の他、ニューヨークをモチーフにした、可愛い文房具や雑貨が充実。
ちょうど自分で描いている「ローカルニューヨーク百景 A to Z」の
ヒントになりそうなものもたくさんあったよ。

知られざるニューヨークを支えてきた人たちの歴史を勉強できるし、
ショップは誰でも入れるので、お土産探しにもいいのではないでしょうか〜。