2020/01/01

【ローカル・ニューヨークの旅 】小さいイライラが募る、愛おしい街 #1


帰ってきたよ


4年ぶりのニューヨーク



全く予定はなかったけれど、ギリギリで決めた弾丸旅行を決行。
理由は、来年GWに、ZINE「ローカル・ニューヨーク百景 A to Z」
の個展を開催する予定ができたからです。

「それまでに全エピソード完成したい・・・!」と、息込んで
インスピレーションやアイデアをもらいにやってきた。

と、いうことで連日取材のような、マンハッタン&クィーンズを
歩き回る旅のはじまった。


騒々しい大通り


計画性のない看板の数 カオス


カオスだけど、どこか懐かしいクイーンズ



まずは留学中住んでいた街を再訪。
「ローカル・ニューヨーク百景 A to Z」の一巻でも描きましたが、
学校近くの寮を出て、最初に引っ越した「Jackson Heights(ジャクソンハイツ)」。
インド、ヒスパニック、アジア系など様々な移民が多く住む地区にやって来ました。

駅前は大通りで車の往来が激しく、クラクションもうるさい
やや落ち着きがない場所に感じますが、
一歩入ると、近くの学校から聞こえる子供たちのはしゃぎ声や、
カフェでおじいちゃんおばあちゃんの団欒、
顔なじみのお客さんと話し込む商店街のお店家さんなど、
言葉や人種は様々だけど、生活感溢れる風景が見れる。
自分が住む日本の日常風景と重なって、私は安心して過ごすことが出来た。

もう住んでいたのは20年も前だけど、戻ってくると
一瞬にして当時の気持ちに戻るのが不思議。

住んでたアパートをもう一度見ようとしばらく探したけれど、
記憶の彼方で見つけることが出来ず。
多分これかな〜というところでストップ。
さすが20年前ですね。



なんの屋台?

床屋


百均 でも服も売ってる何でも商店




続いて、帰国直前まで住んでいた街、Astoria(アストリア)へ。
こちらはジャクソンハイツに比べて、だいぶ人も雰囲気も落ち着いている街です。
家族も住んでますが、一人暮らしの若者が多そうなイメージ。

駅前はおしゃれなカフェが増え、なんとレンタルシティバイクが設置されていた。
治安が良い証拠だなぁ。

さすがに冬だったので、レンタルされている自転車の数は少なかったけど
夏はこれで色々クイーンズを回れて楽しそう。




シティバイクが設置されてた


お世話になった郵便局、まだ健在

住んでたアパートも、まだあった!
アパートの上の巨大アンテナも変わらない風景



GAFAの恩恵がない? NY地下鉄(MTA)事情



世界の最先端の街と思われているニューヨークですが、
地下鉄のシステムは相変わらず使えない。

エレベーターやエスカレーターが設置されている駅は少ないし、
メトロカードは紙製だし、一部タッチパネルになったそうだが、
改札も私が住んでいた20年前のまま。

多少、新しい車両が乗り入れていたり、駅が改築されてはいるけれど、
「あの」GAFAがある国の、大都市の交通システムとはとても思えません。

今回の旅では、メトロカードの自動販売機にやられました。
1週間乗り放題のメトロカードを買おうとしたら、
カード決済しても出てこない。
「あれ?」
念のため現金入れてみたけど、やっぱり出てこない。
「あれあれ?」
「えー!! やられた!?」

運がいいのか悪いのか、時々当たる、故障中の自動販売機。




エレベーターなし、エスカレーターなし あるのは階段のみの地下鉄改札


信じられないメトロカード自動販売機



忘れかけていた、小さいイライラ




人がいる窓口がない改札だったので、
自動販売機近くにある窓口に繋がるインターフォンに話しかけると、
「窓口へ来い」という指示だけ。

窓口へ行くと、先に同じ機械にお金を取られた人が文句を言っていた。
どうやら機械トラブルの返金は、窓口では対応できないらしい。

窓口の職員は、「レシートに記載されている電話番号に問い合わせをしてください」
と冷静に返答するのみ。
*あとでインターネットで調べたところ、MTAのHPから返金申し込みも可。

あ〜、これこれ。こういう小さなイライラが募って過ごしていたなぁ。

忘れかけていたけど、基本的にニューヨークの人は自分の担当業務以外は、
一切手をかけない。おかげでたらい回しをさせられることがある。

完全自己責任の社会なので、何かしたいことがある時は
自分で行動を起こしてやり遂げないといけない厳しさ。大変さ。
合計70ドル、社会勉強させていただきました。
ネットで返金申し込みしたけど、
予想通り、今日まで一切連絡はありません。


翌日、同じ自動販売機の前で「お金払ったのに、カードが出ない!」
と、同じクレームをつけてる人を見た。
せめて、「故障中」って貼っといて〜!


教訓:旅行者は窓口でメトロカードを買いましょう