2018/10/05

【物語が始まる場所】岩手の旅 #1

物語が始まる場所へ

さて、先週はお休みいただきありがとうございました!
お休みは初めての東北、岩手県への旅行を楽しみました。

岩手県は宮沢賢治や遠野物語のイメージが強かったので、
「あんな不思議な物語が生まれる場所は一体どんなとこだろう」
と、ワクワクしながら出発。

1日目、東北新幹線で初めての到着地は「一ノ関」駅。
実はこのまま世界遺産の「中尊寺」へ向かう予定だったけど、
あいにくの悪天候のため急遽予定を変更し、
花巻市にある「宮沢賢治記念館」へレンタカーでGO。


雨の中、駅まで迎えに来てくれた日産レンタカーのお姉さん運転うまし。
書類の手続きも素早く、こちらの質問・疑問に対しても的確な応対。
おまけに「ご自由にどうぞ」と、車内で便利なゴミ袋もカウンターに常設。
完璧なテキパキ娘!




森の中の記念館




雨が本降りになって、車内の窓からは景色は何も見えず
一ノ関駅から1時間ほどのドライブで花巻市へ到着。
ちょっとした山の頂上、木々が生い茂った森の中に記念館はあった。

到着した後、タイミングよく雨が小降りになったけど
車を降りた途端、「寒っ」。
この日は日本全国冷え込んだ日で、花巻市の最高気温は12度。
ボア付きの革ジャンを持って来てよかった。。。

ちょっとレトロな記念館は、宮沢賢治の世界観にぴったり。
休憩場所の喫茶室もいい感じ。

館内は、彼の生涯や考え方が丁寧にわかりやすく展示されていた。
宗教、科学、文学など様々な分野に興味を持って勉強していた宮沢賢治。
知的好奇心がいかに旺盛だったかが垣間見れる。

ここの記念館では童話の絵本やアニメーションも揃っているので
これまで読んだことがなかった人も、ここで彼の作品を楽しめる。

一緒に行った家族もそうだったけど、「宮沢賢治の名前は知ってるけど、
これまで童話は読んだことがない」という人も意外と多いみたい。


私はたまたまた小学校の国語の授業で「よだかの星」、
「注文の多い料理店」、「風の又三郎」を読んだことがあった。
どの話もちょっと暗い。それが魅力。


子供の頃の記憶




特に思い出深い作品は「風の又三郎」。
実は小学校の夏休みに、「風の又三郎 ガラスのマント」という映画を見たからだ。





今ならドローンで撮っているのだろう、空撮から始まるオープニング。
冨田勲さんのシンセサイザーの音楽と、見たことがない岩手の風景と言葉が
強烈に記憶に残っている。

同い年くらいの少女と少年達が主人公。
彼らの取り巻く環境はちょっと暗くて、切なくて、怖い。
昼と夜、光と陰のコントラストが強いビュジュアル。

それを象徴するのが風の又三郎の歌だった。


どっどど どどうど どどうど どどう
どっどど どどうど どどうど どどう

赤いリンゴも吹き飛ばせ
酸っぱいリンゴも吹き飛ばせ

どっどど どどうど どどうど どどう
どっどど どどうど どどうど どどう


余談ですが、懐かしくなって旅行から戻ってから検索したら、
先日お亡くなりになられた樹木希林さんも出演されていた。
これは覚えてなかった。



部分的にだけど、私は小さい頃の記憶は鮮明に残っている方だと思う。
子供の時に見た映画の印象は今でも忘れない。
この「風の又三郎」の他、映画「タスマニア物語」の風景も印象深い。
そういえばあれも同い年くらいの少年少女が主人公だったなあ。
自分を投影して見ていたのかもしれない。

そして岩手のように、タスマニア島にも近々行くような気がする。



Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...