2013/05/07

アーティストとして働く

img from http://atelierdion.com/

SFの街路樹。オーストラリアと同じ。
ベイサイドを走るヴィンテージ路面電車

サンフランシスコでオンラインショップLittle Paper Planesを経営し、
自らもアーティストのKelly。同じくサンフランシスコでギャラリー
ショップ「Needles and Pens」をしているAndrewがインタビュアー
として毎回ベイエリアの注目アーティストを特集するweb short movie
Working Title」。

先週楽しみにしていた第2弾がアップ!
今回はセラミックプロダクションの仕事をしている若い夫婦のアー
ティスト「ATELIER DION」です。

オーナーのJayとRieが2010年に大学を卒業した時はまさに就職難の
時代。だったら自分たちの技術を使って仕事をしていこうじゃない
か!と2人で始めたのがきっかけ。

とはいえ最初はそんなにうまくいかないもの。スタートは陶器教室
の先生をやったりしていました。その後多くの人が自分たちの近く
で陶器をつくってくれる人を探しいることに気付き、仕事を少しず
つもらいながら段々と作業場所を確保。自分達の結婚資金も、全て
このサンフランシスコ郊外West Oaklandにスタジオに投資しました。


Jay:おかげで今も(スタジオでの作業)ハネムーン中だよ(笑)


そして近所のコーヒーショップ「bicycle coffee」からマグカップや
ショップオリジナルグッズの受注が入るように。

私がKellyのアーティストへのインタビューでいつも感心するのは、

「どうやって収入を得て生活をしているのか」
「今後どのようなファイナンシャルプランをもって、制作を進めていくのか」

つまり「アーティスト」として制作=収入をどう結びつけているのか、
どうやったら生き長くアーティストとして生活を維持できるのか、
という、現実的なポイントを必ず聞き出すところ。

みんな工夫してやってんです。生活するのって大変なんです。


Jay & Rie:自分たちのブランド製品だけをつくって収入得ていくのは難しいよ。だから少なくとも色々なところからの受注をもらいにいったり、このイエリア以外の場所で販売してもらったり、ワークショップをしたりする必要はある。だから定期的に受注をくれるお客さんがいると、本当にありがたいね。

Kelly:世の中輸入陶器を使う人がほとんどだけど、ATELIE DIONのつくる
陶器はハンドメイドだし、近くのスタジオで制作していることや、あなた
達のストーリーが身近に感じられることがスペシャルだよね。

Jay:そうだね、作っている人の顔が見えたり、買う人の顔が見えるってい
うのはこういうローカルビジネスの良いところだよ。
Rie:ここにきて、壊れた所を直したり、不備な点を話し合うことができる
しね。そうしながらお互いの関係を深めていくのは本当に大切。

興味津々…
img from http://atelierdion.com/
img from http://atelierdion.com/



私、顔を合わすコミュニケーションの大切さ、今年に入って痛感し
ました。

最近はほとんど電話とメールでコミュニケーションをとりながら仕
事を進めていましたが、やっぱり会って話すと何往復分のコミュニ
ケーションがちゃらになるというか…。確かになんかわかりあえる
ことがある。

あとライブやコンサート、展覧会もそう。
正直行ってみて最悪だった、なんていう公演はないかもなー。
動画サイトで見るよりも、そのアーティストのことがよくわかるし。
色んなことが伝わってきます。


いつもは出来ないかもしれないけど、出来る限り自分の足を使って
興味があるところにいったり、人に会ったりしようと思いました。


Kelly:今後の目標は? 

Rie:数年後、できたらもっとスタジオを広くして、従業員を増やせたらいいな。そしたらもっと自分達の時間がもてるかな。 でも、私たちの「成功」は一般的な意味とは違うかも。心から感じるものなの。



これからもずっと制作を続けていくには、仕事を続けていくには、
心が充実しているかいないかは、とても重要なことだと思う。
そして一番難しいのは、収入と心の充実さのバランスを保つことだ。


全編英語ですが、音楽も素敵なので見てるだけで楽しいです!
ご興味ありましたらぜひご覧になってみてください。



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